埼玉県北部エリア創業起業セミナー「エリアコミュニティで起業しよう!」もついに最終回。
これまでの集大成として、10月29日(土)、エリアの価値を再生した事例として全国的に有名な「宇都宮もみじ通り」を訪れました。
はじめに空間プロデュース、場所づくりに取り組む塩田大成氏によるセミナーを受講しました。
取組みについて説明する株式会社ビルススタジオ代表取締役 塩田大成氏
宇都宮もみじ通りは東武宇都宮駅の西側に立地。
かつては生活に密着した商店街がありましたが、後継者不足問題等により2007年に商店街は解散してしまいました。
その後、塩田氏が2010年に事務所「ビルススタジオ」を構え、価値観を共有できる事業者の入居を少しずつ促しながら、徐々に事務所周辺に多数の店舗が出店するに至ったというエリアです。
塩田氏が運営するビルススタジオ
塩田氏に続いて出店したカフェ FAR EAST KITCHEN
ドーナツ店「dough-doughnuts」
セミナーの後はもみじ通りのまち歩きです。
2019年に木造賃貸アパートをリノベーションした図書館「もみじ図書館」を案内していただきました。
図書館には近隣の人たちが集まっており、参加者たちは「エリアの価値を高める」ことの意味を実感しました。
もみじ図書館
今回の宇都宮サイトビジットで全5回のセミナーは完結となります。
遠方であるにも関わらず、受講生とともに、前4回のセミナーでお世話になった自治体関係者の皆さま、各エリアをご案内頂いたプレイヤーの皆さまも多数参加され、関心度の高さを伺わせる結果となりました。
宇都宮の楽しい街の様子
信用金庫がハブとなることで、多数の皆さまをつなぐことができるという一つの事例をつくることができたのではないでしょうか。
これからも本セミナーの受講生が創業するまでフォローしていきます!